桑葉は昔から体に良いとされており、中国・日本では桑葉を茶の代わりとする「桑茶」も飲まれていました。
「古事記」や「日本書紀」にも桑葉で育てられた蚕に関する記述があるほどです。
また鎌倉時代に京都・建仁寺を創建した栄西禅師はその著「喫茶養生記」で桑がもたらす健康への効用を説いています。
1-DNJ(1-deoxynojirimycin)
桑葉にはこの1-DNJ(1-deoxynojirimycin)という大変希少な成分が含まれていることが近年の研究で明らかになりました。
この成分は小腸において糖類分解酵素の働きを抑制することで、食後血糖値を抑える働きがあるとされ、
同時にでんぷん質をエネルギーにしないので、ダイエットにも。
1-デオキシノジリマイシンは現在は桑以外の植物からは発見されていない本当に希少な成分なのです
桑葉には他にもアントシアニン、鉄、亜鉛、カルシウム、ビタミンB群など数多くの栄養素が含まれています。
また「ギャバ(GABA=Gamma-Amino Butyric Acid)」も多く含まれています。
桑葉は生活習慣病の予防に効果的です。